先日、席を置いていただいていた小学校で、
みんなと一緒に卒業式に参列し、証書を頂いてきました。
義務教育なので当たり前と言ってしまえばそうなのですが、
私たち親子にとっては奇跡のような経験でした。
小学校4年生の夏にホームスクールを始めた私たち。
心においていたことは、
人や社会に心を開いていること
共に学ぶこと
幸せであること
手探りの毎日でしたが、
理解ある友人や地域の人たちの中で
大らかに伸び伸びと育ててもらいました。
4月からは泰佑が望む『東京サドベリースクール』に入学するつもりで
去年1年間調整を続けていましたが、
卒業式の2日前の夜に泰佑から突然の決意表明があり、
「サドベリースクールに行きたいとずっと思っていたけど、
よく考えた結果、もう少し福井で過ごそうと決めた。
そこでお願いがあって、ホームスクールをまた一からやり直させてください。」
と。
知らないうちに、自分を見つめ直したり、メディアが伝えるニュースに多くを感じたりしながら考えていたようです。
驚きはしましたが、意思は光です。
指し示す方へ急展開です。
ならば、せっかくだから中学校の入学式に行ってみようよ!!
と、本日これまた思いもよらず、みんなと一緒に入学式を迎えることとなりました。
思春期に突入した息子とのホームスクールには私としては戸惑いがいっぱい。
でもまた たくさん話し合って、
家族や友人に助けてもらいながらぼちぼち進んでいこうと思ってます。
入学式の帰り道、
「中学校通ってみようかな」
と軽くつぶやいた泰佑。
これまでとは違う風が通り始めた予感もします。
お母さんの言われていたように、
きっと新しい風は吹いているのでしょうね(^^♪
心地の良い風の中で一日一日過ごして下さいね。
入学式の2日前でも、周りの人に沢山しわ寄せがきても『行かない』って言える。
たいちゃんはちゃんと自分がどうしたいか決められる素敵な人間だと思う。
そういう子供に育てたるみちゃんもすごいなって心から思うね。